失われて欲しくないベトナム人の素朴さ

ホアルー

私の近い親戚にベトナムの公安(警察)の管理職の人がいます。妻の田舎タムコック出身の人なんですが、すごく素朴な人で、田舎の親戚や友達と酒を飲んで騒ぐのが大好きです。

公安の管理職って言われても全然イメージわかないぐらい偉そうな感じもしませんし、とても家族を大事にしています。

ベトナムでは役職や立場を笠に着て偉そうにする人は特に嫌われるようです。日本でもそうですけどベトナムはよりそういった人に対しての嫌悪感が強いですね。

根本の考え方に、祖先崇拝がやっぱりあって父や母、祖父母・祖先によって自分は生かされているという考えの人が結構多いんですよ。

ベトナムには祖先崇拝の文化が色濃く残る
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なので役職や立場がどうあれ、目上の人は敬いますし家族をとても大事にします。素朴なふるまいを美徳とする感性もあります。このあたりはすごく日本人の感性に近いかなと思います。

しかし、日本ではだんだん目上の人への敬意が薄れてきているような感じがします。そして役職や立場を笠に着て偉そうにしてる人が結構増えてるんじゃないかと。

最近、迷走発言で話題の麻生大臣なんかまさにそんな感じの象徴的存在ですね(笑)

麻生大臣の森友問題とTPP11を引き合いに出した発言について
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私が付き合ってきたベトナムの人達は偶然かもしれませんが素朴な人ばかりです。家族を想い友人を大事にし、目上の人を敬っている人ばかりです。

そんなベトナムの人達の素朴さはどれだけ経済が成長し、国が豊かになっても失われては欲しくないものですね。

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Posted byホアルー

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