孤独感や喪失感に苛まれた時　人は何を拠り所にすれば良いのか

ホアルー

2018-05-10

テレビなどで辛い時や苦しい時、支えてくれた家族や親友に感謝するような感動のストーリーが放送されることって結構ありますよね。

私にも家族がいるので、すごくそういったストーリーを見ると感動しますし、家族や親友を大事にしなきゃなぁって思ったりします。

でもそれと同時にふと思うんですよ。家族や親友がいない本当に孤独な人って何を大事にして、何を拠り所にすればいいのかって。

生まれた環境や境遇で、どうしても人とのコミュニケーションがとれなくて孤独になってしまっている人や、本当に胸が痛いですが家族と死に別れてしまって孤独になってしまった人もいます。

そんな時手を差し伸べてくれる人が身近にいれば良いのですが、そういった人もいないのなら本当に何を拠り所にして生きていけばいいのか解らなくなるでしょう。

一人で強く生きていける人なら良いのですが、人間ってみんながみんなそんなに強くはないですよね。

テレビ側からすればそんな少数派の境遇の人のことなんか考えて番組の構成なんか企画してないんでしょうけど、テレビで家族の支えがあってみたいな感動ストーリーを見たときに、本当に孤独な身の上の人はどう思うんでしょう。

こういった事を考えても答えは出ませんし、人によって様々拠り所にするものは違うと思います。ですが、家族や親友って身近な存在で近くにいて当たり前の存在です。

だからその本当の大切さやありがたさになかなか気づけないというか、気づいているけどいつもそばにいるからその大切だという気持ちを素直に感じ取れないというか。

これって家族をなくしてしまって孤独感や喪失感に苛まれている人からするととてもうらやましいというか、身近にいる時に素直な感謝の気持ちや大切に思っている気持ちを明確に相手に伝えたいと思うでしょう。

大切な家族を失ってからではもう遅いのですから。

今身近に大切な人がいる人はその大切に思っている気持ちを素直に感じ取り、大切な人に伝えてあげてください。気づいていないかもしれませんが、あなたはその大切な人に支えられ救われているのです。

そして孤独感や喪失感に苛まれてしまっている人は、両親と過ごした日々や友人とのささやかな記憶。大切な人との想い出。