老いと哀しみと喜びと

0
人は老いを恐れる。若い頃、難無くこなした仕事ができなくなる。咄嗟の反応や判断が鈍る。すぐに体力を消耗し、疲れに勝てなくなる。書き連ねると、マイナスのイメージが膨らんでくる。人としての悲哀は老いる事もそのひとつだろう。けれど、それは受け入れるしか仕方がないもの。自然の摂理に抗えば、良くない事が起こるという事を人は学んできた。人間の英知で不老不死を創り出してはならないだろう。死なないとわかっている人間...

国境なんてただの既成概念

0
国が違えば言語が違い、文化や習慣も違うもの。だから人間も違うと思いがちです。でも、どの国の人間でも、家族を愛し、友人を想い、国を憂う。豊かな国もあれば貧しい国もあります。でも、人間としての尊厳はどんな国に生まれようと同じ。だから、お金のため、自分の未来のため、家族のために、日本に来て必死で働いている人々を馬鹿にするのはやめよう。あなたの家族が異国の地で、馬鹿にされ、辛い生活を余儀なくされたら、あな...

おっさんもしんどい

0
いろんな責任を背負って日々頑張っているおっさん世代。後10年・20年頑張れば定年となり、のんびりとした老後生活を送ろうと考えている人も多いでしょう。仕事では管理職として部下をまとめ、経営層から時に無理難題を押し付けられる。家庭でも子供は思春期を迎え反抗期。妻とは若い頃の瑞々しい関係はとうに消え、邪険にされる。書き上げるとおっさんも結構可哀想です(笑)でも、男だからおっさんだから耐えて当然。我慢して...

退廃する伝統と紡がれる伝統

0
その国の歴史を通じて脈々と受け継がれてきた伝統。新しいものに重きを置く価値観が優位に立つようになった現代では、世界中の様々な国で様々な伝統が途絶えようとしています。その国に生きた人々が紡いできた伝統が途絶えるという事実を、我々はもっと重く受け止めなければならないかもしれません。伝統を脈々と受け継いできたという事は、その伝統が国の誇りであり、人々の誇りでもあったからです。そんな時代時代を生きた人々の...

この先に何があっても

0
結婚して家族になるという事は、もちろん綺麗な事ばかりではなく、ケンカやすれ違いもあり、お互いに疲れる事もあります。夫婦や家族の形はそれぞれですが、私なりに妻と夫婦となった時に覚悟した事があります。それはこの先何があっても共に生きているという事を忘れないという事です。独身の頃なら、両親の事を心配する意外は、自分の事なんてどうでもいいと思っていました。大した才能もないし、何かに大きく貢献できるような力...

自然と生きて自然体に生きる

0
人が自然体に生きれるような環境ってどのようなものでしょう。毎朝決められた時間に出社し、日が暮れる頃まで働き、疲れて帰宅して食事をしてシャワーを浴び、眠る。そういった生活も現代人にとってはある意味自然体なのかもしれません。しかし、それはどこか心に無理がある生活で、肉体的な疲労からくる心の無理ではなく、こんな生活をずっと続けるのかという労働の螺旋から抜け出せない恐怖心からの心の無理なのでは。つい20年...

気高く凛として

0
その人の姿たたずまいで、一目で惹き込まれるような存在感を持つ人に稀に出会います。それほど容姿が整っている訳でもなく、高価なブランド品を身に纏っているでもなく。しかし、どこか気品を感じさせる所作や、目力、身体全体で醸し出す雰囲気が美しく、それは若さくる魅力ではなく、生まれながらそういった気品や気高さを持ち合わせた幼い子供もごく稀にいますし、筆舌に尽くし難い苦労や忍耐といった経験を経て、内部から人とし...

敷かれたレールの違い

0
敷かれたレールの上を歩くという表現は、どこか裕福な家庭に生まれた子供が、親の会社や事業をそのまま引き継ぎ、リスクなしに良い生活を送れるようなニュアンスがあり、あまり裕福でない家庭に育った人なんかは、何となく気持ちいい表現じゃない印象を持つ人もいるでしょう。今の世の中、貧富の差が広まっていく中で、格差の固定化が問題視されています。とはいえ日本で生活する上で、貧富による格差で絶対に這い上がれないような...