ベトナムの若い世代の苦悩

ホアルー

ベトナムの平均年齢は30歳と非常に若い国で(日本は46歳)それだけ若い国なのでもちろん活力に満ちている訳です。

しかし、ベトナムの若い世代に環境に対して不満や苦悩がないかというともちろんそんな事はなく、ベトナムの若い世代も様々な困難に向き合っています。

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まずベトナムの雇用問題ですが、ベトナムという国の現在と未来の記事でも書いたように、ベトナムでの就職にはコネが物を言うので、コネがなくお金もない若者は必然的に不利です。

ですので、はじめから必死に勉強して良い大学に入って、一流企業に就職したいなんて考えて勉強に励む子供なんてあまりいません。最低限生きていくための知識を得るために学校に行かせるという感覚の親も多いです。

親の持ってるコネとお金次第で就職先なんてどうにでもなるからです。太いコネと財力があるなら、公安(警察)でも一流企業でも公務員でも子供を入れさせる事ができます。

という事は逆もしかりで、コネや財力がないなら一般的に言う良い就職先は望めません。こういった状況って一般的な若者からすれば、じゃあ何に向けて努力すればいいか解らないですよね。

頑張って勉強してべトナムの超一流大学を卒業しても、就職という観点だけで言えばコネや財力のある親の出来の悪い子供に負けます。理不尽ですよね。

でも、それも少し古い話になってきていて、外資系会社への就職や、IT系への就職など若者のチャンスの幅も以前よりはかなり広がっています。

ですので、今のべトナムの学生世代の子供達には、頑張ればそれだけ、良い生活を送れるようになるチャンスがあると認識して勉学に励んで欲しいですね。特に、英語や中国語などを第2言語として習得しておけばかなり幅が広がると思います。

これからコネやお金で仕事を勝ち取った人達はふるいに掛けられる時代が来ます。国の経済が発展し、労働生産性が向上すれば、必ず賃金の対価として労働の質を問われるようになります。

何も努力せずに仕事を勝ち取っても継続できない時代は目の前です。その時に企業にとって国にとって本当に必要とされるのは、己を信じて勉学に励み続け、自分のやりたい何かに努力し続けた”あなた”自信です。

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Posted byホアルー

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