働き方の質や多様性が求められる時代に

ホアルー

2018-08-06

日本では昨今、ブラック企業問題がクローズアップされ、違法な時間外労働や劣悪な環境での仕事が問題視されています。

その余波は技能実習生や留学生達にも及び、人権意識がないブラック企業はどのような雇用形態の従業員に対してもブラックです。

そもそも従業員が会社に忠誠を尽くし、会社に人生を捧げるという旧時代の思考が屈折されて出来上がるブラック企業は、人権侵害以外の何者でもなく、その存在は許されるものではありません。

今は多様な働き方の選択肢が従業員と会社双方に求められる時代で、在宅勤務や、育児休暇の積極的取得(日本の現状はあまりにも育児休暇を取得しづらい)、副業の選択など働き方や収入の柱は多岐に渡ります。

そんな時代ですから、自らの付加価値をどう高め、複数の収入源をどう確保するかが、個人のスキルアップの方向性となります。

ブラック企業に自分の時間を奪われ、個人のスキルアップの時間も失い、精神的・体力的にも消耗していくような働き方はすぐに止めるべきだと考えます。

従業員の副業に抵抗感がある経営者もいると思いますが、従業員が個人で稼ぐ力を身に付けるのは雇い主の企業にとってもプラス要素が勝ると考えます。

個人で稼ぐ力はそのスキルを本業にも活かせるシーンが必ず出てきますし、何より収入面で会社に全てを依存しないという事は、

会社からしてもギリギリの線での昇給などに踏み切らなくても良いケースも考えられるので、従業員1人あたりのコストも下げる事ができるようになります。(ほぼ全ての従業員が何らかの副業を行なっているのが前提となりますが)

上手く従業員個人のスキルアップを実現させてあげれば、win-winの関係となり得ますね。