リスクをとりにくい日本の若者

ホアルー

日本経済は今、人手不足と言われ就職市場も売り手市場となり、外国人労働力に頼る企業も増えています。

vietnamアンカーでのこちらの記事も参考に。
若い世代に職人さんの技術に興味を持ってもらう大事さ


以前から日本は終身雇用制度が定着し、労働に関しては安定志向の傾向にありました。昨今の終身雇用制度の崩壊で、企業のリストラクチャリングを都合良く曲解した”クビ切り”も珍しくなくなりました。
(リストラとは本来は単なるクビ切りを意味するのではなく、事業再構築や経営資源の集中投資といった大枠の意味合いで用いる)

ですので、今の若者はより安定した大企業に就職したいという意識が高いようで、自らが起業してビジネスチャンスを掴んで行こうという方向性には向かいにくいようです。

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やはり、日本はまだまだ失敗からのリスタート支援が手厚くないので、失敗を恐れる若者が多いようですね。


ベトナムではもちろん安定した高収入をみんな望みますが、その望みが叶うのは一部の富裕層や権力者の親族に限られます。

ベトナムで安定した高収入を得られる職業に就くには、コネ・資金力・親族の権力全てが揃っていないとなかなか難しいです。(一部外資系企業は除く)

ですので、ベトナムの若者は起業意欲が旺盛です。

ベトナムのビジネスマンはリスクをとる
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また若い世代の成功者も多く、やり手といわれる経営者に若い人も多くいます。

ベトナムのできる人はかなり稼いでいる
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そういった若い頃から厳しいビジネス界で揉まれたベトナムの若者と、日本の組織の中である意味”井の中の蛙”状態で仕事をしてきた若者が、将来ビジネスシーンで対峙するときに、果たして日本にどれだけ優位性があるのかは疑問ですね。
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Posted byホアルー

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