ベトナム人の気質や性格②(ベトナム人のビジネス感覚を知るために)
どうもホアルーです(^∇^)ノ 最近本当に寒くなってきましたね。
朝布団から出るのが辛くなってきました|v・`)ノ|Ю
この週末に紅葉を見に行く予定なんですが、みなさんは見に行きますか?
京都の名所は行き尽くしているのですが、やっぱり毎年どこ見に行く?ってなったら、
いろいろネットで”紅葉穴場”とか”紅葉かくれスポット”とかで検索してみるんですが、
どれもいまいちピンとこないんですよねー。
やっぱり名所の良さを知っているだけに無意識に比較してしまって、食わずぎらいな感じになってしまいます。
あまり知られていない穴場スポットですごくきれいな所ないかなー、なんて思いながらこの時期はいつも過ごしてます。今度そういうスポットを見つける旅に出かけてみるのも良いかもしれませんね(^∇^)
それでは、本題に入りたいと思います。
・ベトナム人のビジネス感覚
ベトナムの方は器用な方が多いです。
実際私が今までビジネスで関わってきたベトナムの方は、ほぼほぼみなさん器用ですね。
ただ、その反面、器用貧乏というか一つの技術に固執してとらわれすぎるきらいはあります。
ビジネスの世界では、たとえば工場などでの作業工程において、1工程のみ突出して作業量を増やしても
次工程の仕掛かりになるだけであり、全体としての生産性は向上されません。
しかし、器用な人が多いベトナム人の考え方として、自分の仕事を突出して早く終わらせているので、
標準的な時間よりも早く終わらせた時間の分だけ評価されるべきだと考えます。
これは良い悪いは別にして、管理者を経験した事がある方なら理解できると思いますが、
器用で早く仕事を終わらせる作業者をまるごとそのまま評価することは難しいです。
器用でなく作業が遅い人でも、品質面でクオリティの高い製品を作れる人や、不良率のとても低い人、
また全体の工程をとらえて調整がつけれる人など様々な評価点が工場作業一つとっても存在します。
そういう点において、日本人は評価点の複雑性を理解している方が多いですが、
ベトナム人はその評価点の重点のほとんどを、作業の早さにおきます。そういう面でビジネスにおいては、
たびたび人事面の評価で齟齬が生まれる事も多いのは確かです。
しかし、ベトナム人は理解力というか、
相手の考え方が自らの考えと違うなら、柔軟に相手の考え方に合わせ、
妥協点を見いだすのにも長けていますので、ビジネスパートナーとしてはとても良いでしょう。

・ベトナム人の”日本人”感
これについてはあまり書いている人はいないんじゃないでしょうか。
私は妻がベトナム人なので、ベトナム人の”日本人”感についてはよく話します。
その妻や友人、ビジネスパートナーからの”日本人”感をご紹介していきましょう。
風習・文化に固執しすぎる
一番多い意見はこれです。『前からこう決まってるから』『日本人の考え方だから』
ベトナム人からすると、明らかに効率が悪いやり方でも日本人は以前のやり方に固執して
なかなか変えようとはしないように見えるようです。これは私も同感ですね。
さらに補足すると、以前のやり方が全て悪い訳ではもちろんありません。
例えば、すごく付加価値の高い、伝統工芸品や日本独自の技術を駆使した製品などは、
むしろ昔からのやり方を変える必要などないでしょう。
伝統的に受け継がれた技法は、何百年もかけて技術を精錬してきたのですから、
たかだが数十年の経験値など何百年の伝承技術に太刀打ちなどできません。
ですが、大量生産品などを製造する工程となると、話しは全く変わってきます。
ビジネスではほとんどが大量生産品に関わることです。
大量生産品を設計し、生産設計、製造、物流、販売となりますが、これら一連の工程は日々進歩し、
この工程に関わる全ての人が、より効率的に早く製造し、安く販売するために努力を続けています。
その中で、「昔からこう決まっているから」は通用しません。
しかし、日本人のいわゆる職人と呼ばれる方の中で、こうした一連の流れと考え方を理解していない方が、
「昔からこう決まっているから」と言って革新を拒否してしまうのです。
私の経験上、本物の職人さんほど革新を続けなければならない事を理解しています。
なぜならその人の仕事の歴史が革新の歴史そのものであるからです。
革新を続けてきたからこそ、技術の引き出しが多く理解度も深い。まさに理想の職人ですね。
私も何人かのこういった職人さんと仕事をさせて頂きましたが、
本当にその技術と知識には脱帽させられます。
しかし、そういった職人さんも少なくなっていくのが非常に個人的には寂しいですね。

今回はこのへんで! 次回はベトナム人の"日本人"感の続きを書いていきます。それでは(^-^)/
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この週末に紅葉を見に行く予定なんですが、みなさんは見に行きますか?
京都の名所は行き尽くしているのですが、やっぱり毎年どこ見に行く?ってなったら、
いろいろネットで”紅葉穴場”とか”紅葉かくれスポット”とかで検索してみるんですが、
どれもいまいちピンとこないんですよねー。
やっぱり名所の良さを知っているだけに無意識に比較してしまって、食わずぎらいな感じになってしまいます。
あまり知られていない穴場スポットですごくきれいな所ないかなー、なんて思いながらこの時期はいつも過ごしてます。今度そういうスポットを見つける旅に出かけてみるのも良いかもしれませんね(^∇^)
それでは、本題に入りたいと思います。
・ベトナム人のビジネス感覚
ベトナムの方は器用な方が多いです。
実際私が今までビジネスで関わってきたベトナムの方は、ほぼほぼみなさん器用ですね。
ただ、その反面、器用貧乏というか一つの技術に固執してとらわれすぎるきらいはあります。
ビジネスの世界では、たとえば工場などでの作業工程において、1工程のみ突出して作業量を増やしても
次工程の仕掛かりになるだけであり、全体としての生産性は向上されません。
しかし、器用な人が多いベトナム人の考え方として、自分の仕事を突出して早く終わらせているので、
標準的な時間よりも早く終わらせた時間の分だけ評価されるべきだと考えます。
これは良い悪いは別にして、管理者を経験した事がある方なら理解できると思いますが、
器用で早く仕事を終わらせる作業者をまるごとそのまま評価することは難しいです。
器用でなく作業が遅い人でも、品質面でクオリティの高い製品を作れる人や、不良率のとても低い人、
また全体の工程をとらえて調整がつけれる人など様々な評価点が工場作業一つとっても存在します。
そういう点において、日本人は評価点の複雑性を理解している方が多いですが、
ベトナム人はその評価点の重点のほとんどを、作業の早さにおきます。そういう面でビジネスにおいては、
たびたび人事面の評価で齟齬が生まれる事も多いのは確かです。
しかし、ベトナム人は理解力というか、
相手の考え方が自らの考えと違うなら、柔軟に相手の考え方に合わせ、
妥協点を見いだすのにも長けていますので、ビジネスパートナーとしてはとても良いでしょう。

・ベトナム人の”日本人”感
これについてはあまり書いている人はいないんじゃないでしょうか。
私は妻がベトナム人なので、ベトナム人の”日本人”感についてはよく話します。
その妻や友人、ビジネスパートナーからの”日本人”感をご紹介していきましょう。
風習・文化に固執しすぎる
一番多い意見はこれです。『前からこう決まってるから』『日本人の考え方だから』
ベトナム人からすると、明らかに効率が悪いやり方でも日本人は以前のやり方に固執して
なかなか変えようとはしないように見えるようです。これは私も同感ですね。
さらに補足すると、以前のやり方が全て悪い訳ではもちろんありません。
例えば、すごく付加価値の高い、伝統工芸品や日本独自の技術を駆使した製品などは、
むしろ昔からのやり方を変える必要などないでしょう。
伝統的に受け継がれた技法は、何百年もかけて技術を精錬してきたのですから、
たかだが数十年の経験値など何百年の伝承技術に太刀打ちなどできません。
ですが、大量生産品などを製造する工程となると、話しは全く変わってきます。
ビジネスではほとんどが大量生産品に関わることです。
大量生産品を設計し、生産設計、製造、物流、販売となりますが、これら一連の工程は日々進歩し、
この工程に関わる全ての人が、より効率的に早く製造し、安く販売するために努力を続けています。
その中で、「昔からこう決まっているから」は通用しません。
しかし、日本人のいわゆる職人と呼ばれる方の中で、こうした一連の流れと考え方を理解していない方が、
「昔からこう決まっているから」と言って革新を拒否してしまうのです。
私の経験上、本物の職人さんほど革新を続けなければならない事を理解しています。
なぜならその人の仕事の歴史が革新の歴史そのものであるからです。
革新を続けてきたからこそ、技術の引き出しが多く理解度も深い。まさに理想の職人ですね。
私も何人かのこういった職人さんと仕事をさせて頂きましたが、
本当にその技術と知識には脱帽させられます。
しかし、そういった職人さんも少なくなっていくのが非常に個人的には寂しいですね。

今回はこのへんで! 次回はベトナム人の"日本人"感の続きを書いていきます。それでは(^-^)/
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