先回りする思考回路の大切さ

ホアルー

みなさんの仕事での同僚や上司の中で、何でも見透かしているかのようにイレギュラーや問題が発生した際に、

迅速に適切な対応をとり、善後策を驚くほどの早さで策定し、且つその善後策が恒久的な改善策にまで昇華させれている。


そんな人がいませんか?


まあ中々いないとは思います(笑)


でも、確実にいるのはいるんですよね。何でも先回りして想定しておける思考回路を持っている人って。


では、なんで先回りする思考回路を持っている人は、普通の人が想定できない、あるいは想定できていてもすぐには対応できないようなイレギュラーな問題に対して、

即座に対応策を講じ、且つ恒久的な対策を立てる事ができるのでしょうか。


まず先回りする思考回路の人は想定し得る事象や問題に対して、実際に事象が起こる前に詳細にその事象について深く調べます。

ただ調べるのではなく、実際の現場で適用できるほどの深くそして正しい知識や情報を仕入れておくのです。


そして、そうして得た知識や情報をどのように実際のイレギュラーな問題への対応策に適用させるかをも想定しておくのです。


普段からここまで先回りしてできている人は、普通の人と知識や情報量のインプットの量が段違いです。

何かを始めるたびに新しい知識や情報を自分の脳に流し込んでいくからです。






普通なら想定できない事象への対応は事後対応となり、後手後手の対応となってしまいます。

そして、事後対応に注力するので、暫定処置すなわちその場凌ぎの対応で終わってしまう事が多いです。

暫定処置だけに終始してしまうと、短期間にそのイレギュラーな問題に対して暫定的に対応する知識や情報だけを詰め込んでその場を凌ぐので、

せっかく得た知識や情報が身になりません。




ですが、先回りする思考回路の持ち主なら、暫定処置だけでなく、恒久的に2度とそのイレギュラーな問題が起こらないような善後策にまで思慮が回っているので、

その場凌ぎの対応にならず、迅速に且つ正確な恒久対策の立案が可能となり、

その恒久対策を組織の作業標準やルールに取り入れる事になるケースが多いので、当然得た知識や情報が自分のものになります。

このルーティンを継続すれば恐ろしいほどの知識や情報・経験の持ち主となり、やがては1企業の枠には収まらないような優秀なビジネスマンとなるでしょう。


優秀な起業家に知識人や圧倒的な情報量を持つ人が多いのは、こういったところも理由の一つですね。

先回りする思考回路は当人が意識して身につけれるものなので、ただたんに惰性で仕事をこなすのではなく、先回りして何事も想定しながら動いていくようにしましょう。
関連記事
Posted byホアルー

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply