楽しんだもん勝ち

異文化に触れると一般的に楽しいと感じる事や面白いと感じる事ばかりではなく、
日本人の感覚からすれば不快に感じるような外国の習慣や文化もあります。
私がベトナムの習慣や文化に触れた中で、それはおかしいでしょって思った事は何度かありますが、
妻とその友人達のやりとりを見てて、一番思うのはベトナム人ははっきりと約束の時間やその日の計画なんかを事細かに決めるのを嫌う人が結構多いです。
日本人なら家で食事会をするなら必ず何時に家に来てとか、何時に家に行きます、
といった感じで時間を決めて約束すると思います。
でもベトナム人同士ならはっきり時間を決めて何時から食事会スタートなんてあんまり決めませんし、
決めても時間守りません。
なんというか時間を決めてそれに縛られるのを嫌う感じですかね。
だから、私の家や友人の家かで食事会する場合でも、時間通りに始まった事なんかほとんどないですし、
食事会だいたい何時から?って聞いて、6時からって言ったので、
5時50分ぐらいに行くと、今料理始まったばっかりなんて事もしょっちゅうです。
で、普通の日本人の感覚ならそんなあいまいな時間の約束なら、準備するのも招かれるのも正直嫌になるでしょう。
食事会のスタートが遅れて1時間や2時間待たされる事もありますからね。
私も最初はなんで?って感じで違和感を感じていたのですが、
最近はそれすらも楽しめている感じで、ベトナムの友人から6時に食事会スタートと言われたなら、
わざと5時くらいに行って勝手に料理手伝ったりして、話しながら一緒に料理したりしたら結構楽しいです。
飲み会の習慣とかでも、私が妻の故郷のタムコックに帰省すると、必ず妻の友人達の飲み会に強制参加となります(笑)
ベトナム人の特に地方の飲み会なんて本当にたちの悪い飲み方するんですが、(おちょこ一気飲みを永遠に繰り返す感じ)
それに慣れてくると飲め飲めというプレッシャーのいなし方や、実は本当に酒強い人はごく少数で、
弱い人がだいたい解ったりして、その人を集中的に私から責めていって潰したり(笑)
で、本当に酒強い人だけ残っている時間帯になると、案外みんなしっとりといろんな事を話しながらちびちび飲むので、全然大丈夫だったり(笑)
要は日本にない外国の習慣や文化も、大抵は楽しんだもん勝ちなんですよね。
私はなんでも楽しみに変えれるタイプなんで順応が早いと思いますが、
そこで楽しめるか嫌気がさすかで、その国を好きになれるかどうかが変わってくると思います。
- 関連記事
-
-
生き抜く矜持 2019/03/10
-
ベトナムの忘れ得ぬ月夜 〜会社に飲み込まれないと誓った夜〜 2018/09/15
-
姉が関西空港にベトナムラーメンを忘れたので取りに行った話 2017/12/24
-
ベトナム人から見た日本人 2018/03/20
-
めっちゃ軽くてたくさん入るキャリーケース Samsonite アメリカンツーリスター[MV+・エムブイプラス] 2018/01/18
-
外国人労働者は日本企業にとってビジネスチャンスを得るきっかけとなる存在 2019/01/04
-