ベトナムという国の現在と未来
最近とあるベトナム関連企業の方とお話しする機会があったのですが、やはりベトナムでビジネスを展開していく
のは大変だなと、改めてその方とお話しして思いました。
そういったこともあり今回は私なりに想い描く、ベトナムという国の未来について書いていきたいと思います。

ベトナムの今
今まさしくアジア新興国の中心にあるベトナムは、世間のイメージほど成長し続けている訳ではありません。
GDPは緩やかな伸びに留まっています。そして、ベトナム人ビジネスマンからしてもそこまで景気がいい
という認識ではありません。
ベトナムGDPの約4割ほどは国営企業(代表的なところで、ベトナム航空やビナミルク)がしめており、
それにともなう利権もはびこっています。このあたりもベトナムが賄賂社会から抜け出せない要因の一つと
言えるでしょう。
とにかくベトナムでは役所がからむ案件だと時間と余分な経費(賄賂)がかかります。
ベトナムに進出する企業もそのあたりで大変苦労されるそうです。
こういう現状が改善されていかないかぎり、もう1段の国としての成長加速は難しいのではないでしょうか。
若者の労働実態
こちらの過去記事 ベトナム経済を知るための詳細記事 でも書きましたが、
若年層の実質失業率はかなり深刻な状況なのではないかと筆者は推測しており、
若年層の継続雇用がない=消費性向が向上しない(賃金のうち消費にむける金額が増えない)
ということになります。
ベトナムでは高校卒や専門卒の地方出身の若者は、太いコネでもないかぎり就職はなかなか難しいです。
そこで、若者達は海外(主に日本・韓国・台湾)に活路を見いだすのですが、技能実習生として海外で
働くのにも、送り出し機関に法外なマージンをとられます。詳しくはこちら ベトナム人実習生について思う事
様々な状況を考慮すると、ベトナムの若者はなかなか厳しい環境を生きているなと思います。
だからこそ、縁あって日本にきたベトナム実習生には、何かを得て帰国してほしいと願うばかりですね。
ベトナムのこれから
ベトナム政府は現在汚職対策に力を入れており、これが徐々に効いてくればビジネスシーンでも
ものごとがスムーズに運べるようになるでしょう。
それは、より外国からの企業進出を促すこととなるでしょうし、そうなれば雇用の創出に寄与するでしょう。
また、ベトナムのIT普及率は2016年度で46.5%ですので、IT市場にも規模の拡大余地があります。
そして、何よりベトナムには豊富な観光資源がありますので、観光業の一層の飛躍が期待されます
ベトナム観光をおすすめする理由の記事
↓ ↓ ↓

ベトナム旅行をおすすめする3つの理由
まだまだベトナムはビジネスでも観光でも魅力的な国です。
その魅力の発信に微力ながら貢献していきたいですね(^-^)/

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そういったこともあり今回は私なりに想い描く、ベトナムという国の未来について書いていきたいと思います。

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今まさしくアジア新興国の中心にあるベトナムは、世間のイメージほど成長し続けている訳ではありません。
GDPは緩やかな伸びに留まっています。そして、ベトナム人ビジネスマンからしてもそこまで景気がいい
という認識ではありません。
ベトナムGDPの約4割ほどは国営企業(代表的なところで、ベトナム航空やビナミルク)がしめており、
それにともなう利権もはびこっています。このあたりもベトナムが賄賂社会から抜け出せない要因の一つと
言えるでしょう。
とにかくベトナムでは役所がからむ案件だと時間と余分な経費(賄賂)がかかります。
ベトナムに進出する企業もそのあたりで大変苦労されるそうです。
こういう現状が改善されていかないかぎり、もう1段の国としての成長加速は難しいのではないでしょうか。
若者の労働実態
こちらの過去記事 ベトナム経済を知るための詳細記事 でも書きましたが、
若年層の実質失業率はかなり深刻な状況なのではないかと筆者は推測しており、
若年層の継続雇用がない=消費性向が向上しない(賃金のうち消費にむける金額が増えない)
ということになります。
ベトナムでは高校卒や専門卒の地方出身の若者は、太いコネでもないかぎり就職はなかなか難しいです。
そこで、若者達は海外(主に日本・韓国・台湾)に活路を見いだすのですが、技能実習生として海外で
働くのにも、送り出し機関に法外なマージンをとられます。詳しくはこちら ベトナム人実習生について思う事
様々な状況を考慮すると、ベトナムの若者はなかなか厳しい環境を生きているなと思います。
だからこそ、縁あって日本にきたベトナム実習生には、何かを得て帰国してほしいと願うばかりですね。
ベトナムのこれから
ベトナム政府は現在汚職対策に力を入れており、これが徐々に効いてくればビジネスシーンでも
ものごとがスムーズに運べるようになるでしょう。
それは、より外国からの企業進出を促すこととなるでしょうし、そうなれば雇用の創出に寄与するでしょう。
また、ベトナムのIT普及率は2016年度で46.5%ですので、IT市場にも規模の拡大余地があります。
そして、何よりベトナムには豊富な観光資源がありますので、観光業の一層の飛躍が期待されます
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